契約時の注意点

浮気調査を探偵事務所に依頼する際には、探偵事務所と契約書を交わすことになります。ここでは、契約時の注意点について解説していきます。

違法行為

探偵事務所の中には、違法行為をしているところもあると言われています。例えば、「詐欺被害などのお金を回収する」といったパターンです。債権の回収は弁護士業務に該当するため、探偵が行うことはできません。

それから、「別れさせ屋」という形で、浮気相手と依頼者のパートナー(夫または妻)を別れさせるための、何らかの手段を用いるケースがあります。

そもそも探偵の業務は、浮気相手との不貞行為の証拠を集めることです。違法行為を業務の一環としているところは、契約を見送るようにしましょう。

調査委任契約書と調査利用目的確認書

探偵事務所への調査依頼は、「調査委任契約書」と「調査利用目的確認書」への必要事項の記入と、署名及び捺印によって締結されます。

「調査委任契約書」には、探偵事務所の名称や商号、代表者の氏名と所在地、調査内容や調査期間、結果報告などが記載されています。他にも調査料金の金額や支払い方法、契約の解除に関する項目が記されています。

クーリングオフ対応契約書

探偵事務所への浮気調査の依頼契約を、探偵事務所ではなく、カフェやファミリーレストランなどで実施する際には、「クーリングオフ対応契約書」を契約書とともに発行することが義務付けられています。

クーリングオフとは、契約後8日以内であれば、契約そのものを解除することが可能な制度です。契約時に代金を支払っている場合には、返金を求めることもできるようになっています。

調査料金の注意点

探偵事務所の調査料金は、それぞれ採用される料金プランによって違いが生じます。ここでは、調査料金におけるトラブルを防ぐための注意点を紹介します。

「安さ」を前面に出す探偵事務所に注意

浮気調査などの探偵事務所の調査料金は、探偵業法に基づいてホームページに算出方法などを記載することが義務付けられています。

そのため、極端に安い調査料金を提示しているようなところは、後から高額な請求をするケースがあるようです。目先の安さにとらわれずに、複数の探偵事務所の料金プランを比較するようにしましょう。

「成功報酬プラン」に注意

探偵事務所の中には、調査料金の「成功報酬プラン」を採用しているところもあります。最初に諸経費などの着手金を支払い、調査の成功をもって、「成功報酬」が決定されるプランです。

「成功報酬プラン」には、最初の着手金が0円で、調査が成功して時点で「成功報酬」が請求される「完全成功報酬プラン」というのもあります。

例えば、家出人捜索であれば、家出人が見つかることが成功となります。浮気調査や不倫調査であれば、浮気相手や不倫相手との「不貞行為」の証拠をつかむことです。「不貞行為」としての証拠でなければ、法的に無効となるためです。

そのため、契約前に「調査の成功の基準」を決めておかないと、慰謝料請求や離婚訴訟の際に、まったく役に立たない「証拠のようなもの」を提示される危険性があります。「調査の成功の基準」は、口頭ではなく、必ず書面にて残しておくようにしましょう。

探偵を選ぶ時のチェックポイント③

探偵を選ぶ時のチェックポイント②では、「料金プラン」について紹介しました。引き続き③では、電話や面談時の対応による選び方について解説していきます。

電話応対時のチェックポイント

探偵事務所の中には、無料の電話相談を行っているところもあります。ホームページだけではわからない部分を質問したり、調査についての相談をするために設けられています。

質問に対して、できるだけ的確に答えてくれるところを選ぶようにしましょう。言葉を濁したり曖昧な返答をするところは、避けておいた方が無難です。特に料金プランに関する質問で顕著になる傾向があります。

面談時のチェックポイント

面談時のチェックポイントには次のようなものがあります。

1.探偵事務所で面談をする

探偵に浮気調査を依頼する際には、可能な限り、探偵事務所にて面談をすることをおすすめします。

事務所を構えているかどうか?ということが必ずしも探偵の力量と比例している訳ではありませんが、特に理由を告げずに事務所ではなくカフェなどの場所を面談に指定してくるようなら、一旦保留した方が良いかもしれません。

2.探偵業届出番号をチェックする

探偵事務所での面談時には、まず探偵業届出番号が表示されているかどうか?という点をチェックしてください。

3.調査書類のサンプルを見せてもらう

探偵事務所にて、これまでの浮気調査にて使われた調査書類のサンプルを見せてもらうことも重要なポイントとなります。慰謝料請求や離婚訴訟では、「不貞行為」としての証拠が必須のためです。

探偵を選ぶ時のチェックポイント②

「探偵を選ぶ時のチェックポイント①」では、「探偵業届出証明書の有無」と「成功、絶対、100%の表示がない」ことと、「探偵事務所の所在地」を紹介しました。引き続き②では、「料金プラン」について解説していきます。

4.料金プラン

探偵事務所ごとに、調査費用の料金プランが異なります。探偵事務所のホームページには、大まかな調査費用が記載されています。相場というものは、あってないような部分があるのですが、極端に安すぎるところは除外しておくのも、ひとつのやり方です。

時間制プラン

「時間制プラン」は、探偵一人あたりの時間料金に、調査時間と日数と稼働した探偵の人数によって調査費用が算出されるプランです。その他に交通費や報告書などの書類作成費が請求されることもあります。調査期間が長くなればなるほど、調査費用が高額になりやすい傾向があります。

パック料金プラン

「パック料金プラン」は、事前に「○○万円」の料金を支払うことで、調査を依頼するプランです。追加料金が発生しにくいメリットがあります。

成功報酬プラン

「成功報酬プラン」は、最初に着手金を支払い、調査が成功することで、「成功報酬」を支払うプランです。着手金なしの「完全成功報酬プラン」もあります。

探偵事務所ごとに調査の成功の基準が違うことがあるため、事前の打ち合わせで、何をもって調査の成功とするのか?ということを確認することが大切です。

中には、浮気の証拠として使えないものを提示して、「成功」とする探偵事務所もあると言われています。

探偵を選ぶ時のチェックポイント①

浮気調査や不倫調査を探偵に依頼するのは良いのだけど、どのように選んだら良いのかわからないという人もいるのではないかと思われます。そのため、ここでは探偵を選ぶ時のチェックポイントを、できるだけわかりやすく紹介していきます。

1.探偵業届出証明書の有無

日本で探偵業を営むためには、所轄の警察署から公安委員会宛に「探偵業を始めます」という手続きをする必要があります。この手続きの後、探偵業届出証明書が交付され、探偵業を開始することができるようになっています。そのため、探偵業届出証明書があることが、最初のチェックポイントとなります。

探偵事務所のホームページを見る際に、探偵業届出証明書に記載されている「探偵業届出番号」が記されているかどうか?を、まず最初に確認してください。

2.「成功」「絶対」「100%」の表示がない

探偵事務所のホームページの中には、「成功」や「絶対」や「100%」などの文言を使用することで、初めて見た人たちにアピールするものも存在します。例えば、「100%絶対に調査を成功させます!」といった具合です。

どんな物事にも、「絶対」や「100%」ということはあり得ません。そのことから、このような文言がないことも確かめておくと良いかもしれません。

3.探偵事務所の所在地

探偵事務所の所在地が、自宅などから極端に離れていないということも大切な要素です。調査の開始後は、その都度報告や情報交換なども発生しますので、可能な限りアクセスしやすい方が良いかと思われます。